デジタル経済と人工知能のための多国間ガバナンス

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イベント
  • DATE / TIME:
    2024年7月10日    18:30 - 19:30
    場所:
    東京
    シロ・アームストロング オーストラリア国立大学経済学教授をお招きし、「デジタル経済と人工知能のための多国間ガバナンス」をテーマに話を伺います。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、ハイブリッド形式で開催します。
    日時:2024年7月10日(水)18:30-19:30(日本時間)

    場所:国連大学5F第2コミッティールーム/オンライン(Zoom ウェビナー)
    言語:英語
    参加費:無料
    登録締切:2024年7月9日(火)

    デジタル経済と人工知能(AI)は、世界中で経済的・社会的価値の創造においてますます極めて重要な役割を果たしていますが、こうした技術に対する多国間ルールが欠如しています。世界のデジタル経済における統一性のない現状は、デジタルシステムやAIシステムの生産性向上の芽を摘み、これらシステムの新興リスクを悪化させています。

    本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、シロ・アームストロング オーストラリア国立大学経済学教授は、デジタルシステムやAIシステムの恩恵をより均等に分配する一方、そのリスクを一括管理するための多国間ガバナンスの新たなアプローチに向けた3つの構成要素を検討します。アームストロング教授は、デジタル経済における価値創造の経済論理と、この論理から生まれ得る政策のジレンマについて議論します。また、デジタルシステムやAIシステムにおける権力の集中、保護主義、排除など、多国間ガバナンスの推進を阻害する主要な経済的、政治的課題を検討し、より公平で相互運用可能かつ包摂的なデジタルとAIのグローバルガバナンスの基盤として機能するデジタル公共インフラ(DPI: 公的保証されたデジタル・エコシステムを推進するための世界的に認知されつつある枠組み)の可能性を評価します。本対話では、すべての国における政策立案の場を尊重しつつ、政策立案者が共通の多国間原則に沿うための短・中期の機会を明らかにします。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加登録

    参加は無料ですが、事前登録が必要です(7月9日(火)15:00 締め切り)。

    対面参加は、こちらからご登録ください:https://go.unu.edu/GWJ9W 
    オンライン(Zoomウェビナー)参加は、こちらからご登録ください:https://go.unu.edu/mTv2a

    対面参加の場合、ご入場の際には、本人確認ができる身分証明証の提示をお願いしておりますので、予めご準備をお願いいたします。

    また、ご参加の皆さまには、以下のイベント関連規約にご留意いただくようお願いいたします:

    本対話シリーズについて、X(旧Twitter)や Facebook やLinkedInでも発信しております。ぜひフォローをお願いします。

    プレゼンテーターについて

    Shiro ArmstrongPhoto: Provided by Shiro Armstrong

    シロ・アームストロング博士は、オーストラリア国立大学経済学教授で同大学アジア太平洋学クロフォード公共政策大学院の国際パートナーシップ・ディレクターを務めています。また豪日研究センター長および東アジア経済研究所長、慶應義塾大学客員教授、コロンビア大学ビジネススクール日本経済ビジネスセンター研究員、東京大学客員講師、経済産業研究所非常勤研究員を兼任しています。