「持続可能な開発のための包括的イノベーション」UNU-MERIT所長との対話

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イベント
  • DATE / TIME:
    2022年9月20日    18:00 - 19:00

    <本イベントの参加登録は終了しました。>

    国連大学マーストリヒト技術革新・経済社会研究所(UNU-MERIT)のバーテル・バンデヴァーレ所長を招き、「持続可能な開発のための包括的イノベーション」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。

    日時:2022年9月20日(火)18:00-19:00(日本時間)
    場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
    言語:英語
    形式:30分プレゼン、30分質疑応答
    参加費:無料
    登録締切:2022年9月19日(月)

    UNU-MERITでは、持続可能な開発を牽引する主役としてイノベーションを中心に据え、統合された包括的な社会・経済・技術的視点から、意欲的な研究アジェンダを展開しています。言うまでもなく、社会政策におけるイノベーションは、技術的イノベーションやそこから生まれるプラスやマイナスの経済効果を強調することも軽減することもできます。UNU-MERITの目標は、社会におけるイノベーションが社会的・経済的・技術的側面で引き起こす複雑な相互作用や反作用を明らかにし、それに応じた政策提言を行っていくことです。

    イノベーションが起こるスピードや、持続可能な開発目標(SDGs)の達成に与える影響の度合いは、イノベーションを取り巻く環境に大きく依存します。UNU-MERITは、社会的・経済的・技術的イノベーションを後押しする要因やその影響について研究するための革新的で統合された総合的アプローチを開発すべく、尽力しています。こうしたアプローチは、イノベーションやそれに関わる政策立案者、市民、そして学術コミュニティの複雑性を特定し、理解するための体系的な視点を取り入れる必要があります。

    本対話では、バンデヴァーレ所長が白波瀬佐和子上級副学長とともに、持続可能な開発のための包括的なイノベーション(CI4SD)の概念に関する新たな研究取り組みの必要性について議論します。CI4SDは、学際的で、学問的厳密性を要し、政策や社会にとって重要な分野であり、世の中に大きな影響を与える可能性を秘めています。

    国連大学の「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」は、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、Zoom WebinarのQ&A機能を利用して講演者に質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。

    また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。

    本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。

    参加は無料ですが、事前登録が必要です (9月19日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。イベント当日に、ご登録された皆様にZoomのリンクをメールにてお送りします。

    プレゼンテーターについて

    Photo: UNU-MERIT

    バーテル・バンデヴァーレ博士は政策分析を専門とする教授であり、UNU-MERIT所長に就任する前は、デルフト工科大学(オランダ)の技術・政策・マネジメント学部マルチアクター・システム学科の長を務めていました。過去にはティルブルフ大学(オランダ)やニュージャージー工科大学(米国)においても教鞭をとり、ベルギー原子力研究センター(SCK・CEN)で研究職に就いていました。

    バンデヴァーレ博士は、過去にハーバード大学(米国)の人道支援イニシアチブやケネディ行政大学院でシニアフェローを務め、国連人道問題調整事務所(UNOCHA)を始め、さまざまな人道支援組織と協力してきました。

    バンデヴァーレ教授は1996年にゲント大学(ベルギー)で数学博士号を取得しました。国際的な学術ジャーナルや国際会議のために、特に人道支援の文脈における情報システムや意思決定・政策評価に関する150件以上もの査読付き論文を執筆してきました。