「世界を変革するコミュニケーション」根本かおる 国連広報センター所長との対話

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イベント
  • DATE / TIME:
    2022年7月19日    18:00 - 19:00
    場所:
    オンライン

    国連広報センター(UNIC)の根本かおる所長を招き、「世界を変革するコミュニケーション:SDGs、気候アクションを『自分事』に」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」の第7回イベントとして、オンライン形式で開催します。

    • 日時:2022年7月19日(火)18:00-19:00(日本時間)
    • 場所:オンライン
    • 言語:日本語
    • 形式:30分プレゼン、30分質疑応答
    • 参加費:無料
    • 登録締切:2022年7月18日(月)

    持続可能な開発目標(SDGs)の実施開始から7年目に入り、日本ではSDGsの認知度が9割近くに上っています。その一方で、新型コロナ、気候危機、そしてウクライナでの紛争という3つのショックを背景に、SDGsの進捗は大きな後退を余儀なくされ、危機的状態にあります。今こそ軌道修正が必要とされていますが、その中でカギとなるのは、気候変動です。私たちの暮らし方や行動を政策・インフラ・テクノロジーで見直せば、温室効果ガス排出量を40-70パーセント削減できるということも示されており、今すぐ、大胆な対策が求められています。

    国連広報センターのコミュニケーションは、単なる広報活動(awareness raising)にとどまるものではありません。国連とその活動について正しい理解を促進してナラティブを提供し、SDGsをはじめとするグローバル課題を自分事化してもらい、自分に何ができるのかを考えて行動に移してもらう。今何が起きていて、なぜそれを問題視する必要があり、それに対してどのような行動が必要か、までを一つの導線でイメージしながら社会を巻き込んでいくダイナミックなものです。100社以上の日本のメディアとともにUNICが立ち上げたキャンペーン「1.5℃の約束 - いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」など、UNICが展開する「世界を変革するコミュニケーション」について根本所長に伺います。

    国連大学のオンライン「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」は、参加者との積極的な交流を目的としています。ご参加の皆さまは、講演者にQ&A機能を通じて質問することができます。時間の関係上、全ての質問にお答えできない場合もあることを予めご了承ください。

    また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。

    第7回のイベントは日本語のみで開催いたします。参加は無料ですが、事前登録が必要です (7月18日(月)締め切り)。 参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。イベント当日に、ご登録された皆様にZoomのリンクをメールにてお送りします。

    プレゼンテーターについて

    UNIC Director Kaoru Nemoto 国連広報センター 根本かおる所長

    根本かおる氏は国連広報センター(UNIC)の所長を務めています。

    東京大学法学部卒。テレビ朝日を経て、米国コロンビア大学大学院より国際関係論修士号を取得。1996年から2011年末まで国連難民高等弁務官事務所(UNHCR)にて、アジア、アフリカなどで難民支援活動に従事。ジュネーブ本部では政策立案、民間部門からの活動資金調達のコーディネートを担当。WFP国連世界食糧計画広報官、国連UNHCR協会事務局長も歴任。フリー・ジャーナリストを経て2013年8月より現職。2016年より日本政府が開催する「持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議」の構成員を務める。2015年以来、SDGsの重要性を訴え続けたことが評価され、2021年度日本PR大賞「パーソン・オブ・ザ・イヤー」を受賞。

    「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」について

    BIG IDEASシリーズは、2015年に国連サミットで採択された17の目標と169のターゲットからなるSDGsに焦点を当て、関連する研究事業に従事する研究者や国際機関のリーダー、国連大学研究所所長等をゲストとして招き、現在進行形の最先端研究を積極的に紹介していきます。このことで、SDGsに関する具体的な研究やアイデアを周知、共有して、日本、さらには日本を超えての研究や議論を活発化していくことを目的に企画されました。特に、本企画が、大学・研究機関の若手研究者、大学院生のみなさんにとって、さまざまな困難、課題に直面している今、持続可能な開発目標の中身をより身近に感じ、積極的に関わるきっかけになれば幸いです。