国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の日比絵里子所長を招き、「誰もが食に困らない未来のために」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。
日時:2024年4月30日(火)18:00-19:00(日本時間)
場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
言語:日本語
参加費:無料
登録締切:2024年4月29日(月)
今日の世界の現状では、2030年までに飢餓をなくすことを目指すSDGs目標2の達成は不可能と言われています。新型コロナウイルス感染症による経済社会的影響をいまだに引きずる世界のなかで、ウクライナでの戦争が勃発しただけでなく、その他の紛争や気候災害の多発が重なり、食料の生産、流通、消費のあらゆる段階に火の粉が降りかかったのです。
本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、日比所長は、国連食糧農業機関(FAO)が他の国連機関と合同で毎年7月に発表している、飢餓人口の最新推定値と今後の課題に関する報告書について掘り下げます。また本報告書だけではなく、その他最近発表された資料に基づき、世界の食料安全保障の現状と課題、そして日本にいる私たちに何ができるかについても議論します。
参加は無料ですが、事前登録が必要です(4月29日(月)締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。
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Photo: FAO
日比 絵里子氏は、国際連合食糧農業機関(FAO)駐日連絡事務所の所長を務めています。2020年9月13日付でFAO駐日連絡事務所長に就任した日比絵里子氏は、2011年にFAO入職、ローマ本部企画室にシニア・オフィサーとしての2年間 勤務した後、2013年からは紛争下のシリア事務所の所長を務めました。2016年からはサモア独立国アピアのFAO大洋州事務所長として、大洋州14カ国を対象としてより栄養に配慮したフードシステムの構築貢献に努めてきました。FAO入職以前は、国連人口基金(UNFPA)のニューヨーク本部、ウズベキスタン事務所、アジア太平洋地域事務所に勤めるなど、延べ25年超の国連経験があります。
英国レディング大学大学院で国際関係学修士号を、米ワシントンDCジョンズホプキンズ大学大学院SAISで国際関係学修士号を取得しています。