国連大学政策研究センター(UNU-CPR)のデイビッド・パッサレッリ所長を招き、「人々と地球のための新機軸:効果的な多国間主義に関するハイレベル諮問会議による報告書」をテーマに話を聞きます。本イベントは「BIG IDEAS:SDGsに関する対話シリーズ」のイベントとして、オンライン形式で開催します。
日時:2023年5月26日(金)9:30-10:30(日本時間)
場所:オンライン(Zoom ウェビナー)
言語:英語
参加費:無料
登録締切:2023年5月25日(木)12:00 PM
2021年9月にアントニオ・グテーレス国連事務総長が国際協力に関する未来像『Our Common Agenda(私たちの共通の課題)』を発表しました。同報告書では、人々と地球のためによりうまく対応して結果をもたらすような、包摂的で連携のとれた効果的な多国間主義を呼びかけていますが、このOur Common AgendaのプロセスにUNU-CPRは当初から協力してきました。最近では、効果的な多国間主義に関するハイレベル諮問会議(HLAB)の事務局をUNU-CPRが務めましたが、同諮問会議は、グローバルガバナンスのあり方を抜本的に改革するための現実的で実行可能な提言を策定するよう、国連事務総長から付託されました。
エレン・ジョンソン・サーリーフ元リベリア共和国大統領とステファン・ロベーン元スウェーデン首相による共同議長のもと、諮問会議は2023年4月に報告書『A Breakthrough for People and Planet: Effective and Inclusive Global Governance for Today and the Future(人々と地球のための新機軸:今と未来のための効果的で包摂的なグローバル・ガバナンス(仮訳))』を発表しました。同報告書では、相互に関連する平和と安全保障、地球の三大危機、そして経済格差やデジタル・デバイドの拡大などの問題に対応するための、野心的で行動的な改革アジェンダを打ち出しました。
本対話を主催する白波瀬佐和子国連大学上級副学長と共に、デイビッド・パッサレッリ所長は、報告書による提言を概説し、国連未来のサミットに向け2023年や2024年に国連で展開される国際的なプロセスの中での位置付けについて話します。本イベントでは、効果的な多国間主義に関する10の基本原則を踏まえ、より安定した持続可能な未来に向かうために必要な6つの変革的なシフトについて考察します。
また、Twitter や Facebook やLinkedInでも本対話シリーズについて発信していきます。
本イベントは英語のみで行われ、日本語への通訳はございませんのでご了承ください。
参加は無料ですが、事前登録が必要です (5月25日(木)正午締め切り)。参加のご登録は、左上の登録ボタンからお願いいたします。
デイビッド・パッサレッリはニューヨークに拠点を置く国連大学国連大学政策研究センター(UNU-CPR)の所長を務めています。
詳細な経歴に関しては、英語版イベント情報ページをご覧ください。