研究記事
変わりゆく石川県沿岸の社会生態学
2012年1月6日
ジュリアス・イブクン・アブウアラ氏は最近、国連大学高等研究所(UNU-IAS)のポストドクトラルフェローシップを終了した。UNU-IASいしかわ・かなざわオペレーティング・ユニットで勤務し、海洋ガバナンス、沿岸管理、里海関連の研究に関する調査を行った。現在は、ナイジェリアのラゴス州立大学水産学部および環境と科学教育センターで教鞭ととり、研究を行っている。アブウアラ氏は、海洋資源の持続可能な利用と管理を目指した人間と海のよりよい関係の構築に関心を持ち、陸と海の相助関係、社会生態学的システムの変化、環境変化が沿岸地域のシステムに与える影響について探究している。彼は環境資源管理学で理学修士号を修得し、日本の北海道大学では環境科学の博士号を修得した。
2012年1月6日