政策研究センター(UNU-CPR)

概要
  • 国連大学政策研究センター(UNU-CPR)は、平和と安全保障および世界開発の分野における国連大学の政策との関連性強化を求める国連事務総長の要請に応えて国連大学学長が開始した広範囲に及ぶ取り組みの一環として、2014年に東京の国連大学本部に設立されました。UNU-CPR の主な使命は、より広範な国連コミュニティにおける重要な議論や、上述の分野における事務総長の優先課題に関連した政策研究を行うことです。

    UNU-CPR には2つの主要プログラムがあります。1つ目のプログラムは、変わりゆく暴力の性質に重点を置き、暴力削減に向けて人道・開発・安全保障関連の主体はいかにしてその変化に適応していくべきか、また組織犯罪、テロ行為、暴力犯罪や急速な都市化を背景として、暴力の性質の変化は社会にどのような影響を及ぼすかということについて、明確な見識を示します。

    2つ目の主要プログラムは、脆弱な状況における開発成果の確保に重点を置いたものです。このプログラムは、開発、平和構築、人道対応の分野におけるUNU-CPR の取り組みを基盤とし、最も困難な環境での活動に特有の課題を理解するとともに、進捗状況の評価と説明責任の遂行のための適切なシステムを構築する方法を模索します。この活動は、新たに実現した合意を国連システムがいかに実行するかということに重点を置いた、ポスト2015開発アジェンダに対するUNU-CPR の支援と連係しています。

    さらにこれら2つのプログラムには、平和活動に関する事務総長のハイレベル独立パネルに対する直接的な研究支援、2015年に行われる国連平和構築体制の見直し、開発・人道上の分断と都市部のリスクの克服に関する世界人道サミットの活動支援、および安保理制裁に関する研究プロジェクトといった活動が含まれます。またUNU-CPR は、国連気候サミット2014において気候経済学に関する重要なパネルを主催することにより、事務総長の気候変動問題に関するリーダーシップを支えています。